植物の恵、フィトケミカルとは

フィトケミカル(Phytochemical)とは、植物に含まれる天然の化学物質で、植物が自らを紫外線や害虫、病気などの外的ストレスから守るために生成する成分です。「ファイト」はギリシャ語で「植物」を意味し、ビタミンやミネラルとは異なり、体に必要不可欠な栄養素ではありませんが、健康維持に多くの効果が期待されています。

具体的には、ポリフェノール、フラボノイド、カロテノイド、イソフラボンなどが代表的なフィトケミカルです。近年では、スキンケアや化粧品にもフィトケミカルが配合されるなど、その効果の注目度が伺えます。

野菜、果物、豆類、全粒穀物、ハーブなど、フィトケミカルを多く含む食品を日常的に摂取したり、フィトケミカル配合の製品をスキンケアに取り入れることで、美と健康を保つためのサポートにつながります。

原料は植物。
それだけ

柿の葉 Japanese persimmon leaf

温もりが広がり、包み込む

古来、食品保存にも使われたという柿の葉は肌のキメを整えて保護し、体の芯までじわりと温めます*。冷えた体がほぐれる、ぽかぽかとした心地よさ。まるで冬の陽だまりに身を委ねるように、心も体もじっくりと緩んでいく。湯上がり後も優しい温かさが、一日の疲れを溶かします。

*温浴効果による

よもぎ mugwort

肌の潤いを、守る

砂漠でも生育するよもぎの高い保湿力は、乾いた肌にしっとりとした潤いをもたらします。植物の深い滋養が肌を潤すことで乾燥や肌トラブルを防ぎ、なめらかな肌触りがふわりと現れます。まるで草原の朝露が大地に広がるように、潤いがやさしく肌を包み込みます。

イタドリ Japanese knotweed

清らかに、そして力強く

古くから民間療法にも使用され、「痛み取り」が由来とも言われるイタドリ。植物が持つ自然の防御力が、肌を健やかに保ち、清らかに整えます。日々の疲れやストレスを洗い流し*、澄んだ空気の中で深呼吸をするような心地よさを味わってください。

*温浴効果で体が温まることによる

※大豆由来の脂肪酸ナトリウムと自然由来の炭酸ナトリウムが含まれます。